話し方の練習
マイクのいらない練習——声を出せないときのための十問
電車で、職場で、夜に寝ている人のそばで——声は出せません。この練習は黙って動きます。似た言い回しの中からきついものを見分け、同じことをやわらかく言い直し、文をきつくしている一語を探す。

アプリの半分は声を要ります。そして一日の半分は、声を出せない場所で過ぎます。練習はKyndsyで唯一黙って動く部分です。十問、二、三分、マイクは切ったまま。そしてこれは「簡易版」ではありません。声の練習がまったく鍛えないもの——見分ける力——を鍛えます。
三種類の問い、どれも「見分ける」こと
ひとつめ。四つの言い回しのうち、きつくないものを選ぶ。ふたつめ。同じことをやわらかく言う言い方を選ぶ。みっつめは最も難しく、文をきつくしている一語を指す。
みっつめができたのは、前のふたつが一目で解けてしまったからです。誤りの選択肢は今、共通する語によって正解にできるだけ近く選ばれます。

十問は毎日入れ替わる
問いは毎日組み直され、順番は日付が決めます。これがないと、まちがえた人は同じ問いが出るまで画面を閉じて開き、練習は記憶の試験になってしまいます。
十問で二、三分。それ以上はいりません。見分ける力は回数で鍛えるもので、一回の長さではありません。
練習に罵り言葉はなく、語の切れ端もない
罵りの方向はまるごと外してあります。練習は画面で人に言い回しを見せるものであり、人に見せることは、ただ数えることとは別です。
単独の語形もありません。生きた会話では拾いますが、画面では誰かの言葉ではなく形態論のかけらに見えます。

練習では連続日数もバッジも増えません
これは決定であって、抜けではありません。連続日数は話し方を測ります。画面を叩いて得た一日は、それを行動ではなく根気の指標に変えてしまいます。
練習が与えるのは別のものです。無料で、定期購入も声もいりません。行列の五分を、その五分を通貨に変えずに埋められるもの。
三十の言語すべてで動きます
これは別に直す必要がありました。言い回しは「空白を含む文字列」と決められていましたが、日本語・中国語・タイ語は空白なしで書きます。その三言語では問いが一問も見つかりませんでした。
今は手がかりを目録の区分から取ります。この規則は練習より広い話です。本文から推し量った手がかりは、別の文字体系を持つ最初の言語で壊れます。
